「Webライターになりたいというと、大体 “やめとけ”っていわれる」
「Webライターって、本当に怪しくないの?」
結論、“Webライターはやめとけ” という人の言葉は無視してOK。なぜなら、やめとけというのは「Webライターとして稼げなかった人」だからです。
たしかにWebライターは、もう何年も前からオワコンだの、AIに乗っ取られてなくなるだのといわれています。
しかし、2017年からWebライティングを始めた私は、2023年の現在まで収入が右肩上がりです。
とはいえ、初めて在宅ワークに興味を持った方であれば、Webライターを怪しむのも理解できます。
Webライターは危険な仕事ではないのですが、インターネット上で完結する仕組みがわからなければ怖いですよね。
しかし、コツさえ掴めば、好きな場所で働きながらサラリーマン以上のお給料をもらえるのがWebライターです。
そのため魅力が多く、副業として参入する方が年々増加しています。
そこで本記事では、Webライターとして月100万円以上を稼ぐ私が「やめとけ」といわれてしまう理由を解説します。
また、これからWebライターを始めたいと考えている方に向けて、私の実体験から後悔しないためのポイントも紹介します。
ぜひこの機会に、Webライターの稼ぎ方やコツを学んでいきましょう。
「Webライターはやめとけ」といわれる理由
まずは、タイトルにもあるように「Webライターはやめとけ」といわれる理由を紹介します。今回紹介するのは、以下の5つ。
- 単価の低い案件が多い
- 執筆以外の業務が多い
- 体調を崩しやすい
- 収入が安定しずらい
- 参入障壁が低くて誰でも始めやすい
以下を見れば、Webライターでもやめとけといわれてしまう理由が理解できるでしょう。
1.単価の低い案件が多い
前提として「Webライターはやめとけ」という人は、単価の相場を理解していません。
理由は簡単で、Webライターとして仕事をし始めたころの単価しか知らないからです。
そのため1文字あたり0.3円など、時給換算しても数百円に満たないと主張します。
しかし、実際には文字単価で2〜3円の案件が多くありますし、取材やSNS運用などを巻き取れると報酬額は高くなります。
単価の低い時代もありましたが、基本的に2023年の案件をみると1円を下回る仕事は少ないです。
ただし1円を下回る案件もありますので、その場合は搾取される可能性が高いと心得ておきましょう。
2.執筆以外の業務が多い
実は執筆以外にも、Webライターが行う作業があります。
- 見出しの構成
- 装飾や画像選定
- コンテンツSEO対策
- クライアントとの連絡
2023年現在、AIが急速に発達していることもあって、執筆だけの案件が少なくなっている体感があります。
もちろん、なかには構成が完成している状態で受注することもあり、すべての案件が該当するとは限りません。
しかしWebライターを本業とするなら、こういった執筆以外の業務がほぼ発生します。
低単価だと感じる方は、執筆業務以外にかかる作業量や時間を考慮していなかった可能性が高いです。
これも、Webライターはやめとけといわれる理由の1つです。
3.体調を崩しやすい
Webライターはやめとけといわれる理由として、意識しないと不健康な生活になりやすいことが挙げられます。
なぜなら、在宅で完結する仕事は運動不足になりやすいからです。
家から出ずに生活ができてしまったり、納期が重なると長時間座って作業したりと、運動する機会がガクッと減ってしまうんですよね。
はじめは軽度の肩こりや腰痛であっても、放置していると自律神経が崩れてメンタルもガタガタになるので気をつけましょう。
Webライターは、記事を完成させることで報酬がもらえます。
そのため、たとえば体調を崩して執筆できない間は収入がゼロです。
さらに未経験からWebライターを始めると、数ヶ月は単価の低い状態が続きます。
Webライターをやめとけという方は、十分な収入が得られずに安定しずらいという理由で引き留めている可能性が高いでしょう。
5.参入障壁が低くて誰でも始めやすい
日本語で文章を書ければ仕事を始められるという、参入障壁の低い仕事がWebライターです。
そのため、副業にはWebライティングを選ぶ方も多いですよね。
しかし、誰でも簡単に始められるからこそ稼げないという憶測から「Webライターはやめとけ」という人もいます。
参入障壁が低くて誰でも始めやすいのはメリットであるとともに、Webライターが軽視されがちな理由の1つです。
Webライター未経験がやりがちな「やめとけ」行動
実は、Webライティングを始めたころに気合いを入れすぎて、失敗してしまう方が多くいます。これも、Webライターは稼げないからやめとけといわれてしまう要因です。
そんな、未経験者がやりがちなNG行動が、以下の3つです。
- 本業をやめてWebライティングを始める
- 誰でも受かるような仕事に応募する
- 執筆環境をいつまでもスマホのみにしておく
これからWebライターを始める人は、以下の3つを避けるようにしましょう。
1.本業をやめてWebライティングを始める
Webライター未経験者がよくやるのが、気合を入れ過ぎて本業をやめてしまうことです。
厳しい話をすると、本業をやめて作業時間が取れても、Webライターとして稼いでいけるかはまた別問題。
時間をかけて仕事をしていても、スキルがなければ稼ぎ続けるのは難しいです。
それに「絶対に成功してやる!」という心意気は感じられますが、リスクが大きすぎます。
結局、失敗して後悔する人を見ていれば、Webライターなんてやめとけといいたくなる気持ちも分かりますよね。
2.誰でも受かるような仕事に応募する
仕事を始めたころは、なかなか案件の獲得ができません。そこで、クラウドソーシングサイトを使うWebライターが多いですよね。
そのなかで「タスク案件」と呼ばれる、誰でもできる低単価の仕事を続けることも、Webライター未経験者がよくやるNG行動です。
たしかに、取り組むハードルの低いタスク案件は、おいしい話に見えますよね。
しかし、これでは数をこなしてもライティングスキルが上達しないので、いつまで経っても稼げません。
またタスク案件で稼ぐには、膨大な量のアンケートに回答する必要があります。
これでは時間と費用のバランスが保てないので、Webライターはやめとけという人が多くなってしまうのです。
ちなみに私が実際に使ってきて、おすすめしたいと感じたクラウドソーシングサイトは以下の5つでした!
3.執筆環境をいつまでもスマホのみにしておく
Webライターは、スマホでも執筆できるのが強みの1つです。
小さく始めるのが副業(複業)のリスクを抑えるコツなので、スマホで記事を書き始めた方も多いのではないでしょうか?
たしかに、Webライターには高スペックのPCは必要ありません。
しかし、いつまでもスマホだと仕事範囲が広げられないのも事実。構成や画像選定、装飾などといった作業はスマホでもできますが、効率が非常に悪くなってしまいます。
5,000文字程度の構成を1時間半程度で作成する私でも、スマホだけで作業してみたら4時間かかりました。
執筆以外の作業を巻き取れると、1記事あたりの単価が上がります。
つまりWebライターとして稼ぎたいのであれば、PCを購入してスキルアップできる環境を整えましょう。
Webライターの必須ツールに関しては、こちらの記事で確認してみてください。
Webライター未経験だった私が後悔した5つのこと
ここからは実際に、Webライター未経験だった私が後悔したことを紹介します。
未知だったからこその失敗は、以下の5つです。
- 単価の低い仕事は早めに交渉すればよかった
- 違和感のあるクライアントとの取引は断ればよかった
- もっと早くSEOの知識を身につければよかった
- 執筆に慣れたら1つのジャンルに特化して勉強すればよかった
- スケジュール管理などのツールをもっと活用すればよかった
これからWebライターを始める方、未経験者や初心者の方は参考にしてみてください。
1.単価の低い仕事は早めに交渉すればよかった
1つ目の後悔は、単価の低い仕事で早めに交渉しなかったことです。
作業量と報酬額の見合わない状態(時給換算で300円程度)を、1年間も続けていました。
「Webライターの未経験者は仕事をもらえるだけでありがたい」と考え続けてしまったのが、失敗の原因です。間違った考えではないですが、スキルをつけたら早めの交渉をおすすめします。
作業量と報酬額が見合わないと判断したら、単価を上げてもらうために交渉したり案件自体をお断りしたりすること。
この流れを、初心者Webライターには知っておいてほしいです。
2.違和感のあるクライアントとの取引は断ればよかった
2つ目の後悔は、違和感のあるクライアントとも取引を続けていたことです。
今でもたまに遭遇しますが、あまりにも高圧的な態度だったり追加作業を無料で依頼されたりする場合は「地雷クライアント」といえます。
「地雷クライアント」は、フリーランスなどの弱い立場の人間を支配します。いつまでも低単価で働かせるなど、足元を見られるので早めに逃げましょう。
クライアントとワーカーは、本来、対等かつ協力関係です。少しでも違和感があるなら、取引しないほうがトラブルを避けられるでしょう。
3.もっと早くSEOの知識を身につければよかった
3つ目の後悔は、SEOの知識を身につける時期が遅かったことです。私は独学でWebライターを始めたことによって、SEOの知識を得るまでに時間がかかってしまいました。
もし、未経験の時点でWebライター用の教材を使っていれば、早い段階で稼げて事業への投資に回せたはず。
今でこそ月100万円くらいは稼げている私ですが、月3万円くらいのときにWriting Hacksに会えていたら、もっと早く稼げたのかなと思うと機会損失ですね……。
もちろんWebライターを継続できなければ教材費は無駄になるので、購入するにはよく考えてみてくださいね。
4.執筆に慣れたら1つのジャンルに特化して勉強すればよかった
4つ目の後悔は、1つのジャンルに特化して勉強しておけばよかったこと。
新しい分野の執筆には、ゼロからの勉強が必要です。ジャンル問わず執筆する、いわゆる「雑記ライター」は初心者にはおすすめできません。
私はHSS型HSPなので、1つに絞るのが難しかったのですが……。
また初心者のころは、自分の強みを最大化するためにも特化Webライターのほうが良いでしょう。
さらにいうと、クライアントの新規開拓にも、ジャンルに特化したWebライターのほうが専門性が高くて有利といえます。
5.スケジュール管理などのツールをもっと活用すればよかった
5つ目の後悔は、スケジュール管理などのツールをもっと活用すればよかったこと。
もちろんWebライターでなくてもスケジュール管理は必要ですが、これを知らないと、自身で仕事量や環境を調整できない状態に陥ります。
時間ではなく成果物に報酬が発生する働き方は、やればやるほど稼げてしまうので、仕事を止めるタイミングがわからなくなるんですよね。
つまり、スケジュール管理を適切に行わないと、以下のような問題にもつながってしまいます。
- 昼夜逆転の生活になる
- 食事をしながら仕事をする
- まったく休みをとらなくなる
私もセルフブラック化してしまい、半年以上、休みなく働いていました。
自律神経の乱れがひどく、頭痛の他にもメンタル面の崩れは今でも続いています。
作業時間を決めたり、休憩時間を含んだスケジューリングをしたりするだけで、セルフブラック化は避けられます。
無料ツールでも簡単にスケジューリングできるので、試してみてください。
スケジュール管理なら、TickTickがおすすめです!
Webライター未経験の私が幸運だった3つのこと
つづいて、Webライター未経験の私が幸運だったことを紹介します。
幸運だったできごとは、以下の3つです。
- 未経験の私にも執筆の依頼をしてくれるクライアントに出会えた
- SEOの知識を教えてくれるクライアントに出会えた
- さまざまなジャンルの記事に挑戦していた
周囲の人に恵まれてきたと感じているので、この感覚を忘れずにキャリアアップしていくために書いてみます。
1.未経験の私にも執筆の依頼をしてくれるクライアントに出会えた
Webライターをやめとけという方がいる一方、未経験者にも仕事を依頼してくれるクライアントがいるのも事実です。
怪しいと感じるかもしれませんが、そんなことはないです(100%とは言い切れませんが……)
たとえば、未経験者に依頼する理由は以下のようなものです。
- 記事を大量に作成したい
- 外部ライターへの支払い費用を抑えたい
- 記事の大枠だけほしい
未経験者の場合は報酬よりも実績を積むといった目的で、クライアント探しをしてみましょう。
実績がなければ、Webライターとして仕事を始めるのは非常に難しいです。もちろん報酬額は低かったのですが、それでも感謝しています。
2.SEOの知識を教えてくれるクライアントに出会えた
「Webライターをがんばりたい」と意気込んだころ、SEOについて教えてくれるクライアントに出会えたのも、幸運の1つでした。
というのも、Webライターについて理解していなかったころは、執筆だけが仕事内容だと考えていました(間違ってはないのですが……)
もう少し詳しくいうと、Webライターの仕事は「特定のキーワードで検索されたときに、上位表示させるための施策(SEO対策)を盛り込んで執筆すること」です。
つまり、単純に文章を書けばいいというわけではありません。
この事実と、詳しいSEO対策方法を教えてくれたクライアントがいたことで、私は非常に早く成長できました。
3.さまざまなジャンルの記事に挑戦していた
先述した「Webライターの後悔したこと」で、1つのジャンルに絞って執筆するべきだと紹介しました。しかし、さまざまなジャンルを執筆していたからこそ、得られたものもあります。
たとえば、新しいジャンルへ挑戦するときのに躊躇(ちゅうちょ)しないことです。
少しでも書いたことのあるジャンルであれば、どのような記事になるかを事前に把握できます。これは、仕事を受けるか否かの判断をするのに、役立つ基準値となります。
また新規クライアントの開拓時、プロフィールを充実させられるので高確率で返信がきます。
たとえば、Webライターとしての経験が1年なのに、書いてきたジャンルが10を超えていたら経験豊富に見えますよね。
好奇心旺盛にさまざまなジャンルへ手を出していたからこそ、スムーズにWebライターとしての道を歩めました。
まとめ:「Webライターはやめとけ」といわれても無視してOK
本記事では、Webライターとして月100万円以上を稼ぐ私が「やめとけ」といわれてしまう理由を解説しました。
正直にいうと、私の経験上「Webライターをやめとけ」という方は多いです。ですが無視でOK。
ジャンル問わず、Webライティングはすべての事業に必須です。そのスキルを「やめとけ」といってしまう方は、本当にビジネスで成功している方なのでしょうか?
Webライターは、本業にして時間確保さえできれば月100万円稼ぐことも夢ではありません。実際に稼いでる私が保証します。
それに、本記事を最後まで読んでいるあなただからこそ、やる気と勉強熱心さは誰にも負けないでしょう。
「Webライターをがんばりたい」という気持ちだけ持って、本記事を参考に、後悔しないような勉強方法を選択してください。
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