「フリーランスの迷惑な言動や行動パターンを知りたい」
「知らずのうちに、自分も調子に乗ってると思われていたらどうしよう……」
フリーランスになったばかり、なりたいと考えている人だと、上記のような悩みを抱えているのではないでしょうか?
Forbes JAPANが会社員に向けてアンケート調査を行った結果、フリーランスになりたいと考えている人は38.3%でした。
すでに準備している人を含めれば、会社員の約半数がフリーランスに憧れを抱いているという結果になっています。
しかし、フリーランスに対して「うざい」と感じる人も一定数います。Googleキーワードプランナーで調べてみると「フリーランス うざい」というキーワードでの検索数が、月に100〜1,000回ほどあるようです。
そこで今回は、フリーランスが「うざい」と言われる理由や対策を10個紹介します。
実際にフリーランスとして仕事をして、調子に乗っていた経験がある筆者。なので信ぴょう性は高いはずです。笑
またフリーランスになって後悔する理由も解説するので、独立を考えているけど「うざい人と思われたくない」なら必見です。
- フリーランスがうざいと言われる理由は10個
- フリーランスと会社員のメリットを比較
- うざいと言われないための対策10個
フリーランスがうざい・性格悪いと思われるケース10選
フリーランスがうざい・性格悪いと思われてしまうケースとして、下記の10個が挙げられます。
- 自慢話やマウントが多い
- 取引先や社員へのリスペクトがない
- 非常識な言動を繰り返す
- 責任感が欠如している
- 横柄な態度をとる
- 自己中心的な言動が多い
- 協調性がない
- 嘘をついたり、ごまかしたりする
- 人の悪口を言う
- 感謝の気持ちを伝えない
1.自慢話やマウントが多い
自慢やマウントをするフリーランスは、うざいと思われる可能性が高いです。
理由としては、単純な承認欲求の高さである場合も多いですが、ほとんどはブランディングのためという人が多いでしょう。
自己アピールで権威性を狙おうとするフリーランスは少なくありません。
- 高額な案件を獲得した
- 難易度の高い仕事を成功させた
- 高級なブランド品を購入した
- 豪華な旅行に行った
仕事の成功から手に入れられる優雅な生活を想像させることで、自身の商品に誘導するフリーランスもいます。
しかし働き方に憧れのあるフリーランスに自慢話やマウントをされた会社員からすれば、偉そうでうざいと感じてしまうでしょう。
2.取引先や社員へのリスペクトがない
取引先や社員へのリスペクトがないフリーランスも、うざいと思われることが多くあります。
理由は、フリーランスの働き方で生じるデメリットをすべて企業の力でカバーできるからです。
たとえば会社員は、来月の仕事や報酬に困ることがありません。営業職で契約を獲得できなくても、部署全体で好調であれば仕事がなくなることもないでしょう。
一方で、フリーランスは自分で営業したり、毎月安定した仕事量・報酬を得られなかったりするのがデメリットとなります。
そのため取引先の社員などに対して、フリーランス側が「うざい」と感じてしまうようです。
フリーランスであることにこだわる人ほど、会社員を見下す傾向があると思います(偏見)
3.非常識な言動を繰り返す
非常識な言動が目立つフリーランスも、うざいと思われることが多いです。
社会通念のなかで生きている会社員からすれば、不快になることが多いでしょう。
たとえば、下記のような態度が、フリーランスのうざいと思われる行動です。
- 待ち合わせ時間に遅刻する
- 大声で電話をする
- 周囲の迷惑を顧みない行動をとる
- マナー違反をする
遅刻しても謝らなかったり、TPOを考えられなかったりする人が1人いれば、マナーを守るフリーランスも同じように「うざい」と思われてしまうでしょう。
4.責任感が欠如している
責任感が欠如しているフリーランスも、うざいと思われやすくなります。
たとえば自分が納期を守らなかったことで起きた損害に対して、取引先の確認が遅かったからと言い訳するなどです。
他にも、下記のようなことが該当します。
- ミスを認めない
- 約束をキャンセルする
- 仕事を丸投げする
フリーランスの場合、企業のようにミスをカバーする存在がいないため、失敗すれば明白となります。
責任を取引先に押しつけるようなフリーランスは「うざい」と思われやすいです。
5.横柄な態度をとる
横柄な態度をとるフリーランスも、うざいと思われがちです。
個人で仕事をしていることで、過去にナメられた経験があるフリーランスは、あえて横柄な態度を取ることも少なくありません。
周囲を不快にさせることを理解していても、命令口調や自身の意見を貫き通してしまうフリーランスも多いです。
また自身の経験やスキルを誇示し、他者の意見を軽視するフリーランスもいます。
6.自己中心的な言動が多い
うざいと思われるフリーランスのなかには、自己中心的な言動が多い人もいます。
自分の利益や意見が最重要と考えているタイプの場合、他人の立場や意見に興味がないからです。
たとえば仕事を進行する上で、自分のスケジュールや都合を優先するフリーランスもいます。
クライアントワークをこなすフリーランスよりも、1人で完結できる仕事をする人のほうが自己中心的な言動が出やすい気がします……。
7.協調性がない
協調性がないフリーランスも、うざいと思われやすいです。
フリーランスは1人で仕事を完結できるため、協調性を発揮するタイミングありません。
そのため、意識的に協調性について考えていないと、他人に合わせることを忘れやすくなります。
特に会社員は、自分の都合を優先できる機会はあまりありません。雇用されている企業に振り回されることがほとんどで、疲弊している人も多いでしょう。
そんな状態のとき、他人との連携や協力を拒絶するフリーランスがいれば「うざい」と感じてしまうのも無理ありません。
8.嘘をついたり、ごまかしたりする
嘘をついたり、ごまかしたりするフリーランスは割といます。
責任感がないことにもつながりますが、こういったフリーランスはうざいと思われても仕方ないでしょう。
フリーランスだと出社していない人も多いので、怒られる機会もなく、精神的に自立するタイミングを逃していることも理由の1つです。
自身の過ちを認めなかったり隠したりして、仕事の進行に支障が出ても「最悪、飛べばいい」と考えているフリーランスもいます。
継続的な人間関係を必要とする会社員からすれば、無責任なフリーランスに対してうざいと感じる人も多いでしょう。
9.人の悪口を言う
人の悪口を言うのも、フリーランスがうざいと思われてしまう要因です。
一緒に働く仲間がいないフリーランスにとって、共感を得る簡単な方法が「愚痴を言うこと」になります。
そのため周囲の信頼を失うことがわかっていても、SNSなどでの批判をやめられない人が多いです。
ちなみにディレクション・マネジメント系など、教育業務を必要とするフリーランスほど悪口をいっているイメージがあります。
私もPM経験があるので、気持ちはわかります。
10.感謝の気持ちを伝えない
感謝の気持ちを伝えないのも、フリーランスがうざいと思われてしまう原因です。
自分1人で仕事を完了した気になって、達成するために支援・協力をしてくれた人に対して感謝できないフリーランスもいるようです。
しかし、1人で仕事をしているように見えても、クライアントワークにはかならず取引先がいます。
その事実を軽視してしまうフリーランスが1人でもいると、全体に謙虚さが感じられないと思われてしまうのも無理はありません。
ただし上記で紹介した10個のケースは、何かしらの障がい・病気が原因の可能性もあります。
そのため、フリーランスがうざいと一蹴することはできないと考えておきましょう。
フリーランスがうざい・性格悪いと思われないための対策方法10選
フリーランスがうざい・性格悪いと思われないために、普段からできる10個の対策方法を紹介します。
- 「オン」と「オフ」の時間をきっちり分ける
- 具体的な目標を設定する
- 習慣の力を取り入れる
- 相手の立場に立って考える
- 柔らかいコミュニケーションを心がける
- 「ブランディングツール」としてSNSを利用する
- 感謝の気持ちを伝える
- 「ノー」と言う勇気を持つ
- デジタルデトックスを取り入れる
- SNS、イベントで交流する
1.「オン」と「オフ」の時間をきっちり分ける
うざいと思われないフリーランスは、客観的な視点を持つように意識しています。
仕事をする上で、他人からの好感度は非常に重要です。そのため、うざがられないフリーランスは「オン」と「オフ」の時間をきっちり分けるようにしています。
「オン」と「オフ」の時間を分けるメリットは、リフレッシュできることです。
疲労の回復が期待できるため、心の余裕につながり、円滑なコミュニケーションができます。
また「オン」に締め切り時間があることで、仕事への集中力も向上するでしょう。
2.具体的な目標を設定する
フリーランスがうざいと思われないためには、仕事とプライベートのバランスを保つことも重要です。
具体的には、目標を設定して達成するために努力する方法をおすすめします。
何をするか、どのように達成するかを考えている人なら、甘い考えでフリーランスを選択していないことが伝わるでしょう。
また仕事に対する真摯な姿勢から、会社員からは「自制ができるフリーランス」だと高評価を得られるでしょう。
3.習慣の力を取り入れる
フリーランスは、習慣の力を取り入れるとうざいと思われにくくなります。
具体的な目標を設定した上で、達成するために一定の行動を習慣化すると良いでしょう。
継続的な努力は仕事へのモチベーションが維持されるだけでなく、周囲からの信頼や評価につながります。
努力をして結果を出しているのに「うざい」と思う人がいるなら、フリーランスという働き方に嫉妬しているだけでしょう。
短期と長期にわけた目標を設定すると、習慣化しやすいですよ!
4.相手の立場に立って考える
相手の立場に立って考えられるフリーランスは、うざいと思われにくいです。
もしフリーランスという働き方に嫉妬されているなら、なぜ相手がそう考えてしまうのかを考えると関係改善につながるかもしれません。
一方的に「うざいと思われたから距離をおく」と考えていると、相手が取引先の会社員であれば、仕事の進行に影響を及ぼす可能性も考えられます。
まずは、相手の話を最後までしっかり聞いたり、自分の意見を押しつけないようにしたりするところから始めましょう。
5.柔らかいコミュニケーションを心がける
柔らかいコミュニケーションのできるフリーランスは、うざいと思われにくいです。
思いやりを持ったコミュニケーションを意識しておくだけで、言葉や所作が変化するでしょう。
コミュニケーションは、仕事をする上で非常に重要です。
多くの仕事を抱えているときほど、柔らかいコミュニケーションを心がけておくのをおすすめします。
簡単に取り入れられるコミュニケーション方法は、下記の5つです。
- 丁寧な言葉遣いを心がける
- 笑顔で接する
- 相手を褒める
- ポジティブな言葉を使う
- 積極的に相手の意見を聞く
6.「ブランディングツール」としてSNSを利用する
うざいと思われないフリーランスは、SNSをブランディングツールとして利用しています。
自慢したり批判したりする場ではなく、最終的に仕事を依頼してもらうことを意識した発信を心がけると良いでしょう。
仕事を頼みたいと感じられるような投稿を意識すれば、自慢や批判、悪口などの投稿はなくなります。
またSNSをみた同業者などからの信頼も得られるため、将来的にSNS自体を仕事にすることもできるでしょう。
専門性や権威性を示す必要がある場合は、自慢にならないように内容を考えるのをおすすめします。
7.感謝の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝えるだけでも、うざいと思われにくいフリーランスになれます。
仕事のサポートをしてもらったり、気遣ってもらったりする場面は数多くあるでしょう。
少しでも助かったと感じたら、すぐにお礼を伝えるのをおすすめします。
感謝の言葉や行動は信頼関係を築くだけでなく、協力関係をより強化する効果も期待できます。
同時に、謙虚さも伝わるので、周囲への感謝は積極的に行動へとつなげていきましょう。
8.「ノー」という勇気を持つ
「ノー」という勇気を持つフリーランスは、うざいと思われにくいです。
フリーランスは断ること自体がうざいと考えがちですが、実際は案件の進行に悪影響を及ぼすほうが問題です。
たとえば自分のスキルに見合っていない案件を受け、希望する制作物が完成しないほうがうざがられます。
他に、下記のような例も紹介しておきます。
- 無理な納期で依頼された仕事は断る
- 自分の経験に合わない仕事は断る
- 報酬が低い仕事は断る
- 仕事量が多すぎる仕事は断る
9.デジタルデトックスを取り入れる
うざがられないフリーランスは、心のゆとりを大切にしています。
そこでおすすめなのが、デジタルデトックスを取り入れることです。
総務省の調査によると2021年のデバイス普及率は97.3%以上で、スマホやPCは仕事でもプライベートでも欠かせない存在になっています。
しかしデジタル機器を長時間使用すると、身体的にも心身的にも疲労は溜まります。
一時的にデトックス機器から離れることでリフレッシュすれば、心に余裕を持てるでしょう。
デジタルデトックスの注意点は、下記の4つです。
- 寝る前はスマホやPCの使用を控える
- 定期的にデジタルデトックスの日を設ける
- 自然の中で過ごす
- 読書や趣味に没頭する
10.SNS、イベントで交流する
うざいフリーランスにならないためには、SNSやイベントでの交流を定期的に行いましょう。
特に在宅フリーランスの場合、人との関わりが薄まりやすくなります。
コミュニケーションの方法や人との距離の縮め方がわからなくなる前に、SNS上だけでもイベントに参加してみてください。
また、交流活動は新たなプロジェクトの機会を広げるだけでなく、情報収集やモチベーション維持にもつながります。
業界イベントやセミナーへの参加、コワーキングスペースでの交流などもおすすめです。
フリーランスにも会社員にもメリットがある
フリーランス・会社員に関わらず、それぞれのメリットがあります。
フリーランス | 会社員 | |
---|---|---|
働き方 | 自由 | 拘束される |
収入 | 高収入を狙える | 安定する |
社会保障 | なし | 加入できる |
スキルアップ | 自主的に行う | 会社の制度を利用できる |
人間関係 | 自ら構築する | 社内の人脈を活用できる |
リスク | 高い | 低い |
どちらが「正解」「上」ということはありません。重要なのは、自分に合う働き方かどうかです。
ここからはフリーランス、会社員のメリットを3つずつ紹介します。
フリーランスのメリット
内閣官房日本経済再生総合事務局の調査によると、約半数がフリーランスという働き方を選択した理由として「自分の仕事のスタイルで働きたいため」と回答しています。
そこで今回は自身の知見も含め、フリーランスのメリットを3つ紹介します。
- 自由な働き方ができる
- 高い収入を得られる可能性がある
- 自己成長の機会が多い
1.自由な働き方ができる
フリーランスは、自分の時間や仕事内容を自由にコントロールできるメリットがあります。
そのため、ライフスタイルやライフステージにあわせた働き方が可能です。
たとえば、下記のような働き方も叶います。
- 朝型の人は、早朝に仕事を進めて午後は趣味に時間を充てる
- 夜型の人は、夜に集中して仕事を進めて午前中はゆっくり過ごす
- 旅行先で仕事をする
- 家族の予定に合わせて、仕事時間を調整する
自分の好きな場所で仕事を進められるのは、フリーランスならではのメリットといえます。
2.高い収入を得られる可能性がある
フリーランスは、高い収入を得られる可能性があります。フリーランスは会社員と異なり、給与や昇給の制約がありません。
そのため、自分のスキルや経験が収入に直結します。
またブログなどを利用した広告収入の仕組みを作れば、自身が実際に稼働していなくても安定した収入を得られます。
効率的な働き方をすれば、1人だけでは到底生み出せない金額を稼ぐこともできるのがフリーランスのメリットです。
3.自己成長の機会が多い
フリーランスは、自己成長の機会が多いというメリットもあります。
毎月安定した仕事量、報酬を約束されていないフリーランスは「現状維持が退化」となります。
毎日勉強をしている会社員もいますが、来月も安定した給料をもらえることで危機感を抱いている人は少ないでしょう。
一方で、フリーランスは明日契約を切られる可能性もあります。
1日でも早く、スキルを身につけようとしている人の割合が多い気がします。
またデザインやWeb制作、ライティングなど、さまざまな分野の案件に挑戦する機会が多いのもフリーランスの特徴です。
会社員のメリット
2022年に総務省が発表した労働力調査によると、労働人口のうち63.1%が正社員となっています。
これは他の雇用形態より多く、理由として「生活が安定しやすい」というメリットが挙げられます。
では、なぜ会社員の生活が安定しやすいのかについて、下記3つに絞って紹介します。
- 収入が安定する
- 社会保険への加入ができる
- スキルアップの機会が用意されている
1.収入が安定する
会社員なら収入が安定しているので、来月のお金に困ることはありません。
どんなに仕事ができなくても毎月の給料が確約されている働き方であるため、収入が不安定なフリーランスと比べて安定性が高いです。
また基本給以外にも、ボーナスや手当金が受け取れるのも会社員のメリットです。
2.社会保険への加入ができる
会社員なら、社会保険への加入が可能です。会社に雇用されることで、他にも厚生年金や雇用保険に加入できます。
このため病気や怪我、失業などが自身に起こってしまってもリスクヘッジが可能です。
また、フリーランスより会社員のほうが社会保険の内容が手厚くなっています。
3.スキルアップの機会が用意されている
会社員の場合、スキルアップの機会が用意されていることがほとんどです。
会社が研修や教育制度を準備していることが多いため、あとは自分のやる気次第でスキルアップができます。
一方で、フリーランスは自身で必要な講座を見つけ出し、申し込みをしなければいけません。
また講座の費用も自費となるため、スキル習得に時間やお金がかかります。
他にも、上司から指導を受けることもスキルアップの機会となるでしょう。
フリーランスになったことを後悔しがちなデメリット
内閣官房日本経済再生総合事務局の調査によると、約半数が「収入が少ない・安定しない」をフリーランスとして働く上での障壁と回答しています。
そこで今回は自身の知見も含め、フリーランスになったことを後悔するほどのデメリットを5つ紹介します。
- 周囲から理解されない
- 収入が不安定で老後が不安になりやすい
- 責任が重くリスクが高い
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
- 自分で仕事を見つける必要がある
1.周囲から理解されない
フリーランスは周囲から理解されにくい傾向にあります。
これは従来の働き方と異なり、収入が不安定で将来を想像しにくいからです。
私は今年でフリーランス7年目に突入しますが、始めたころは収入も低くて、親には遊んでると思われてました。笑
働けない子なんだと諦められて、実家で「家事手伝い」として、今後について両親が話していたこともあったそうです。
特に現在20〜30代のフリーランスは、終身雇用が当たり前だった50〜60代の親を説得するのは難しかったのではないでしょうか。
私が周囲から理解されなかった2年間のうち、きつかった言葉はこんな感じです。
- 「安定した仕事の方がいい」といわれる
- 「いつも休みなの?」と聞かれる
- 「フリーランスなんて将来性がない」といわれる
また同じフリーランスの仲間を見つけにくいことも、理解されない環境にしやすい理由の1つでした。
2.収入が不安定で老後が不安になりやすい
フリーランスは収入が不安定なため、老後資金や周囲のサポートなど不安になりやすいことが多いです。
仕事が途切れたり、予期せぬ支出があったりすれば貯金や年金の準備が難しくなるでしょう。
また収入が減ってしまったときのサポートもないため、生活費自体の捻出も問題となりやすいです。
収入の不安定さ、老後資金の貯めにくさはフリーランスのデメリットです。
3.責任が重くリスクが高い
フリーランスは仕事に対する責任が重く、リスクも高いです。
業務の失敗や大きな決定に対して、フリーランスは全責任を負わなければいけません。最悪の場合、損害が出た場合は訴えられる可能性もあります。
しかし会社員なら、失敗は雇用している企業が責任を負います。
トラブルが生じても顧問弁護士を通じてスムーズな解決ができ、損害賠償も会社員が払う必要はありません。
また病気や怪我をして働けなくなった場合、会社員なら給与の6割が補償されます。
一方でフリーランスは収入がゼロです。この辺りも、フリーランスのデメリットといえるでしょう。
4.仕事とプライベートの切り替えが難しい
フリーランスは、仕事とプライベートの切り替えが難しくなります。
本来、自宅はリラックスする場所として認識されていますが、フリーランスの場合は職場と兼用です。
職場でリラックスするのが難しいように、仕事とプライベートの境界があいまいで休みづらくなります。
たとえば休憩中も仕事のことを考えたり、連絡を見ればすぐに返したりするようになるでしょう。
自宅がストレスの溜まりやすい環境になってしまうのも、フリーランスのデメリットです。
5.自分で仕事を見つける必要がある
フリーランスは、自ら仕事を見つける必要があります。
安定した契約が続けば問題ありませんが、フリーランスになりたてのころは特にリピーターの獲得は難しいでしょう。
常に新しい仕事を見つける必要があるため、営業が苦手であればストレスの原因になることも考えられます。
また需要の変化や競争の激化により、仕事を見つけることが難しくなる可能性も高いです。
営業の他にも収入に直結しない作業が増えるため、自分で仕事を見つけること自体がデメリットと感じる人も多そうです。
甘えと言われる…失敗するフリーランスの特徴
甘えと言われてしまう、失敗するフリーランスの特徴には3つあります。
- 計画性がない
- スキルがない
- モチベーション維持が難しい
1.計画性がない
失敗するフリーランスには、計画性がありません。
仕事の進行や目標達成のための計画やスケジュールを立てず、行動を無計画に行う傾向があります。
たとえば納期の管理が不十分では、仕事の遅延や低クオリティの制作物が完成する可能性が高まります。
また納期ぎりぎりに提出するフリーランスのことを、取引先はうざいと感じることも多いでしょう。
計画を立てず、仕事を後回しにするのは失敗するフリーランスの特徴です。
2.スキルがない
失敗するフリーランスは、スキルが不足しています。
自身が任されたプロジェクトに必要なスキルや知識を持たないフリーランスは、納品物も低クオリティのものが多いです。
そのため契約が打ち切られたり、高単価な案件を獲得できなかったりします。
フリーランスになりたてでも、取引先には関係のないことです。うざいと思われないよう、常にスキルアップを意識しましょう。
現状維持のままでいいと考えるのは、失敗するフリーランスの特徴です。
3.モチベーション維持が難しい
失敗するフリーランスは、モチベーションの維持ができません。
好きな仕事をしているフリーランスでも、仕事に対する情熱や意欲が低下することはあります。
しかしその挫折や困難に直面した際に、モチベーションを維持できないのは失敗するフリーランスの特徴です。
1人では集中力が続かない、孤独を感じやすいといった人はフリーランスに向いていないでしょう。
楽しすぎ…成功するフリーランスの特徴
このまま働き続けたいと考えられる、成功するフリーランスの特徴には3つあります。
- スキルが高い
- コミュニケーション能力が高い
- 営業活動が得意である
1.スキルが高い
成功するフリーランスは、総じてスキルが高いです。
当たり前ですが、高品質なサービスや成果を提供できるフリーランスは生き残ります。
また専門知識や技術力を高めるための努力や、継続的な学習が取引先からの信頼や評価につながります。
案件に必要なスキルを持っているのは、成功するフリーランスといえるでしょう。
2.コミュニケーション能力が高い
成功するフリーランスは、コミュニケーション能力が高いです。
クライアントや仕事仲間とのコミュニケーションが取れると、相手の要求を正確に理解できます。
求めていることがわかれば、同等、もしくはそれ以上の結果で返せるので仕事の進行がスムーズになるでしょう。
またトラブル発生時に迅速かつ丁寧に対応できるのも、コミュニケーション能力が高いフリーランスの特徴です。
3.営業活動が得意である
成功するフリーランスは、営業活動が得意です。
自身のサービスや商品を効果的にマーケティングできれば、新規顧客やプロジェクトを獲得できます。
そのため需要の高い仕事やプロジェクトを担当でき、収益を増やせるフリーランスとなるでしょう。
このような人は既存顧客との関係が良好なことが多いため、営業活動が得意なのも成功するフリーランスの特徴といえます。
うざいフリーランスにならないためのQ&A
すでにフリーランスとして活躍している私が、働き始めたばかりの自分に伝えたいことをQ&Aにまとめました。
- つい自慢話ばかりしてしまう
- ついネガティブな発言をしてしまう
- つい時間厳守が苦手で、約束に遅刻してしまう
うざいフリーランスにならないよう、ぜひ参考にしてみてください。
- つい自慢話ばかりしてしまう…自慢話を控え、周囲に謙虚な姿勢を見せるにはどうすればいいですか?
-
うざいフリーランスと思われないためには、自慢話を控えて相手の話に耳を傾けることが重要です。
謙虚な姿勢を示すためには、相手の話を尊重し、共感や興味を示しましょう。
これによって、自己中心的な印象を避けられます。
たとえば、相手の成功や努力に対して賞賛や励ましの言葉を送るのもおすすめです。
- ついネガティブな発言をしてしまう…ポジティブな言動を心がけるにはどうすればいいですか?
-
うざいフリーランスと思われないためには、ポジティブな言動を心がけましょう。
そのためには、日常の感謝や前向きな考え方を意識することが重要です。
またポジティブな言葉を発信していると、周囲の人の自己肯定感があがります。
自己肯定感の高い人が集まれば、結果的に自分にも良い影響がもらえるでしょう。
- つい時間厳守が苦手で、約束に遅刻してしまう…時間管理を徹底するにはどうすればいいですか?
-
うざいフリーランスと思われないためには、時間管理を徹底することが重要です。計画性を高め、時間に対する意識を向上させましょう。
フリーランスだけではないのですが、約束や締め切りを守ることで信頼性を高めることができます。
具体的な方法としては、スケジュールやタスクを明確にしたり、予定をカレンダーやリマインダーに記録したりするのがおすすめです。
また余裕を持った時間配分を心がけ、予期せぬ遅れを防ぎましょう。
まとめ
この記事では、フリーランスが「うざい」と言われる理由や対策を10個紹介しました。
フリーランスが周囲から「うざい」と感じられないためには、自己中心的な行動やネガティブな発言を避けることが重要です。
相手の話に耳を傾けて、人間関係を築くことを意識してみてください。
また本記事で紹介した「フリーランスがうざいと思われる行動」を何度も読み返して、周囲にうざがられないようにしましょう。
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